最初に
『いつやるか? 今でしょ!』
CMの中でのこの台詞と共に突如として現れた林修さん。
予備校講師という職業が自分の人生の中で縁が無いものだった中で強烈な印象が残ったCM。
その後に様々なテレビ番組に出演され、瞬く間に人気者になられた方。
林先生が実践されている『考え方』を余すことなく紹介している書籍について感想を書いて行きます。
書籍情報
- 書籍:いつやるか? 今でしょ!
- 著者:林修
- 出版:宝島社 (2012/3/10)
- 頁数:191ページ
読んだキッカケ
書籍が発売された当時は本格的に読書に目覚めた頃でした。
毎日のように会社帰りに最寄りの駅構内にあった本屋に向かい、書籍を探し歩いておりました。
そんな中、この書籍に遭遇しました。
あのCMでみた方と台詞のタイトル。
単純な『コツ』や『手法』でなく根本的な『考え方』に着目されている書籍と確信し購入することにしました。
印象に残ったこと
第1章:挨拶は「誰にでも平等に」しよう!
『頭を下げるコストはゼロ』
この言葉をみて思ったことですが、挨拶って毎日行っている行為であり、そのぶん何にも考えずに行ってしまっている気がしないでもないのです。
私が挨拶で特に意識していることは2つ。誰に対しても平等に行っております。
- 対象の人に顔と体を向けること
- 対象の人に目を合わせること
『世間が挨拶する僕を見る機会』との表現も記載がありますので、常に人に見られていることも意識しなければいけないと感じております。
第2章:相談に正論で返すな
『すでに答えを用意しながら、あえて相談している』
林先生によると特に女性に顕著とのことです。個人的にはこの手の人は自分に自信が持てない又は決断できない人が多いかなという印象があります。
『自分の思っているとおりの答えを言ってくれる人のことを「あの人はいい人だ、自分のことを本当によくわかってくれている」と評する』
これよく分かります。私自身もこのような経験ありますが、申し訳ないことを承知でハッキリ言ってしまえば、無駄な時間と思ってしまいました。
林先生は優しく対処法を教えてくれてますので、それを元に対応するよう心がけております。
対処法につきましては本を手に取って読んでみて下さい。
第4章:権威トレンドをとらえろ
この章は全て参考になります。恥ずかしながら20代半ばでこの書籍を読むまでこの手のことを意識せずに人生を過ごしておりました。
この章を読むまでの自分は改めて馬鹿だったなと思ったのと同時に、自分がモヤっとしていたことを文字に記してくださった林先生に感謝しております。
第5章:自分の判断基準を一度リセット
『「こだわり」の多さは「小ささ」の証明』
個人的には『こだわる』と疲れます。特に仕事では自分の中にある『こだわり』の方法や考え方に固執するのでなく、常に確実に結果を残すために動きます。
まとめ
この本も定期的に自分の『考え方』を確認するために読んでおります。
まさに自分の人生のバイブルのような本になっているのだと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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